2013/12/31

今年最後の山歩き

年内最後の山歩きに行ってきた。
いつものことながら、日帰りで行ける所が条件。
今回は、アクセスもし易い神奈川県足柄上郡にある大野山である。
山頂には放牧場があり、こんな時期なので牛は放牧されていないが、展望よく、富士山が大きく眺めるスポット。あいにく、その方向は雲がかかり拝めることはできなかったが、雪を纏った丹沢山塊を眺めることができた。


トネアザミ、だろうか。アザミは種類が多く、判別が難しい。




カントウカンアオイ?






























昼食をとると、ほどなく厚い雲が見え始め、


























丹沢山塊にも雲がかかり、


























あっという間に景色は消え失せ、雪が舞い始めた。



























山頂から麓の谷峨駅までの道のりは、雪の中。
谷峨駅を目前にしながら山頂を仰ぎ見ると、そこはうっすらと白くなっていた。

下ってきた場所を呆然と眺めながら、雪の中を歩いていた自分を回想する。
その横を大型のトラックが猛然と走り去る音で、ふと我に返る。
そんなに大きな山を歩いてきたわけではないのに、いつも麓に辿り着くと、なにか天空にでも行っていたような感覚に陥ってしまう。

感傷に浸りすぎてしまって、ちょっと反省。


2013/12/09

春を待つ

去年冬に播種したプリムラ ベリスを庭のアセビの株元に定植。


                                                        













来年春には、可愛らしい黄色の花を咲かせてくれるだろう。この場所以外にも何か所か群生させる予定で植え付けた。
ここは、アセビやこの背後に植わっているシイの木から木漏れ日がさすエリア(西日も)。
派手さはないけれども、素朴な花姿が控えめに春の彩りを庭に添えてくれることを期待しています。

この一角にはシュウメイギク(秋以降汚らしく咲く)、エビネ、ヤツシロソウオダマキ類、オミナエシ、リベルティア、ルドベキア(たぶんタカオ?)、マツモトセンノウなんかが植わっています(あ、カラスバニガナも)。
リベルティアも、この古臭いラインナップの中では、垢抜けないキャラになりさがっています。
でも、田舎の庭先みたいな植栽、実はけっこう好きです。なんか落ち着く。
洒落っ気づいたって、どこか自分じゃない気がするし。




よく見てみると、シュウメイギクの花後の種が出来てきている(ピンぼけ)。
風に乗って、みなどこへ行く……

2013/12/08

アレチヌスビトハギ

今朝、犬の散歩から帰宅したら、手袋に沢山種が付いていた。




























脚や腰あたりに付くなら納得いくが、左手にだけ集中して付いていた。
毎朝暗い中散歩するので、犬の行くままに、がさがさと草むらを歩いていた時にでもくっついたのだろう。
さて、いったい何の種か。
調べると、アレチヌスビトハギという北アメリカ原産のマメ科の帰化植物らしい。早口言葉のような名前だ。画像を見る限り、とても可憐なマメ科らしい花を咲かせるようだ。
はて、こんなに可愛らしい花がどこに咲いていたのだろうか。
今まで気づきもしなかったとは、私の観察力もまだまだである。


アレチヌスビトハギとは関係ないが、散歩から帰ってくると出迎えてくれたものがいた。































クレマチス ネパーレンシス

「やあ、お帰り。待ってたよ」
そう言ってくれているかのようで、なんとも微笑ましい。

2013/12/05

我が家の小さな紅葉

秋も深まり冬の足音も聞こえるなか、特にブログネタになるようなものはあまりありませんが、ブログ始めました。





上から、コバノズイナ、ミソハギ、オダマキ。

紅葉している植物たちの中からの、なんとなくのラインナップ。 コバノズイナは、ここ関東南部の我が家の環境下では真っ赤には染まりません。
まれに、惚れ惚れするぐらい綺麗に赤に染まる年があります。
色々なことがうまく重なり合って生み出されるんでしょうね。